デッドオア卒業論文2
あらすじ
ゼミ生多数の締め切り放棄により教授からお情けの締め切り延長が!
しかし、締め切りを目前にして30文字しか生成できていない卒業論文がそこにはあった……。
みなさん、こんにちは!
ヒプノシスマイクのライブビューイングはとても楽しかったですね!
今後も様々なイベントがあるので未来が楽しみです!
それはそれとして、全く卒論が捗っていません。
こんなブログを書いている時点でお察しかとは思いますが、本当に捗っていません。
実のところ、ほぼ締め切りというものを破ったことがなく(確か)、いつもぎりぎりでこなしていたので、今回は普通に締め切りを落とす予感がします。
いや、気にしていなかっただけで今までも平気で締め切りを破っていたのかもしれませんね。
答辞はちゃんと書いた記憶があるのですが……。
本が読めない><と泣いていた私ですが、久々に見つけた『架空OL日記1』に歓喜し、普通に読み終えました。
ブログ調なので横文字で行間が空いているのが勝因だと思います。
つまり、難しい本も字体と行間を可愛くして(?)、横文字にすれば読めるのでは?
その手間を考えるくらいなら泣きながら本を読んだ方が良さそうですね。
助けてくれ。
ライブビューイングの話に戻りますが、ライブにはゲストでラッパーの皆さんが登場していて、その中に「山嵐」というグループがいました。
ふ~んと思って見ていたのですが、ボーカルが実の父親に激似でびっくりしました。
体験したことありますか?実の父親(に激似な人)がスクリーン一杯に映し出される光景を……。
好きな人を見に行っている時に父親見せられるとパニックになることが分かりました。
父親との関係は良好です。
毎日夕方まで眠っています。途中起きるけれど、また眠って……の毎日です。
穏やかだし料理が作れたりはするので鬱ではないけれど、過眠がすごい。それが鬱か。
金曜日にアルバイトの面接があるので、受かるように頑張ります。
アルバイトに落ちたことないのだけが強みなので……弱い強みですな。
お金さえ手に入れば毎日が楽しくなるんだよな。労働が邪魔だけど……。
社会をやっていっている人も、そうでない人も、毎日お疲れ!
私は調子のいい時だけでもやっていけるように頑張るよ~
まず卒論やれ。
はい。
デッドオア卒業論文
卒業論文が終わらない。
こんなブログを書いている時点で終わるはずがない。
やらなければならないものが差し迫っている時に限って、どうしても他のことをしたくなるという経験は皆さんにもあると思う。
今がその時だ。無性にブログが書きたくなったり、爪の長さが気になったり、アルバイトに応募しようとしてみたり……。
私が書いている論文の内容はナチス時代の障害者安楽死政策についてのものなので、読み進めれば面白いのは分かっている。
というかそもそも面白いと思わなければ論文の題材にしないわけで……。
しかし、どうしても本が読めない。読むと寝る。座っていても寝る。
ツイッターの140字もキツイ。でもそれだけの文量であれば読めるのだから、本も読めないとおかしいのだ。
白井悠介に朗読してもらわないと卒論が進まない事態だ。困った。
やりたいことはたくさんあるのに、いざ目の前にするとやる気が無くなる。
気づけば布団に伏し、猫とゴロゴロする日々を過ごしてしまう。
少しだけ料理を覚えた。料理さえできれば一人暮らしも夢じゃない。
そんなことはない。
岐阜にはドンキホーテしかない。田んぼの隙間を縫うようにドンキホーテが林立している。
そこには漬物ステーキが所狭しと並べ置かれており、岐阜人は漬物ステーキを食べ、漬物ステーキで食器を洗い、漬物ステーキに包まれて眠る。
ドンキホーテって躁転時の脳内を具現化したようなレイアウトですよね。
【今書きたいブログ内容】
・なんでじどりってするのかな?
・東京3泊4日レポ(絵付)
・君も派手髪にして主人公気分を味わおう!
最近2年前と何が変わったかな~と考えている。
2年前というと、私がメンヘラ界隈(というのか?)に足を踏み入れた時。
友達の会話にもなじめず、リアルの関係をシャットアウトしていた時期でもある。
あの時は人生がどうでもよくて「どうせ終わらせるから!」みたいな諦めがあった。
でも私は臆病だったので、そんなことはできずズルズルと生きている。
生きていたおかげで色々な人に出会えたり、少しずつだが将来の展望が見えてきた。
ありがたいことに自傷やODもしなくなった(ODは前ちょっとだけしたけど)。
タバコはたまに吸う程度で、お酒は美味しさを知りちょくちょく飲んでいる。
「女芸人みたいな顔」とスレに書かれたけど、相変わらず自撮りはしている。
薬は変わった。病院も変わった。後何が変わった?
家族への依存はしているけど、第三者への依存を辞めた。
この世に私の依存欲を満たせる男性はいないという確信を、それなりに恋愛で学んだ。
薬のおかげで軽減された性欲も手伝って、恋人が欲しいという気持ちも消えた。
いや、適当に連絡できる人は欲しいけど、それはきっと「寂しさ」なんだと思う。
性欲が消えても寂しさは消えないね。
色々な物に対してイライラしなくなった。これはきっと「~べき」という考え方が自分の中で無くなりつつあるから。
自分を縛りすぎると、誰かがそのルールから外れているだけで腹が立つから、昔はキーキーしてたな。ヒステリー女さんすぎない?
今も怒ることはあるけどね!嫌いな人も居るし……。
SNSとかで自分より若い子が増えてきて、若い発言をしているのを見ても「わけ~」で済ませる人になりたい。「それは違うよ!」とか、その人が気づけばいい話じゃない?
私は年を重ねて「あれは若かったな~」と一人で照れていたし、当時指摘されても「なんだこいつ?」としか思わなかったので……。
今やってることもまだまだ若くて、思い出しては照れるんだろうけど、人生ってきっとその繰り返しなんでしょうね……。
やっぱり、数年は病気に振り回されて精神年齢が周囲よりも幼い自覚はあるんだけど、徐々に……徐々に発達はしてるので……よろしくお願いします。
何の話してたんだっけ。
先生に謝罪メール送ってきます。
それでは!
暇なので好きなゲームの話をする
皆さん、こんにちは!
お盆休みももう終わりますが、充実した休日を過ごすことはできましたか?
私は友達と遊んだり、家で家族とゲーム実況を見たりして、非常に有意義な休みを過ごすことができました。
私は暇な時大体ゲーム実況を見ているのですが、その中でも特に「自分でやってみたい!」と思って購入したゲームが3つあります。
まず1つ目が『Night in the Woods』です。
私はSwitch版を購入しました。
簡単なあらすじとしては、学校を中退したネコちゃんが久々に故郷へ帰り、様々なキャラクターとの出会いを通じて物語を進行していく……という感じです。
大学を留年している身としては、主人公が学校を中退したという設定に共感を覚えずにはいられませんでした。また、なによりキャラクターがみんな可愛い!
そしてこのゲームの持ち味として挙げられるのが、キャラクター同士の会話でしょう。
どことなくリアリティがあり、昔仲良しだった友達との距離感が絶妙に表現されていて、私は主人公のお母さんと喧嘩したシーンでマジ凹みして進められていません。
いつかグレッグみたいな可愛い羊のタトゥーを彫りたいなと思います。
こんな人にオススメ
・学校を中退、留年している
・感情のせめぎ合いが好き
・お酒で失敗したことがある
・風邪薬を悪い使い方したことがある
「自分でやるのめんどくせえ~」という人はこちらをどうぞ。
続いて2つ目は『Papers,please.』です。
これはiPad版とPC版を購入しました!お布施です。
こちらのゲームも有名ですよね。
簡単にあらすじを説明すると、抽選制度で入国審査官に任命された主人公が、提示された書類に粛々とハンコを押していく……という物語です。
しかし、現れる人たちはくせ者ばかり!でも何となく「実際にこういう人いるんだろうなあ……」と思わせられるし、時には仕事ではなく人間としてどうするべきか?という選択に迫られることもあります。
私はゲームに感情を振り回されがちなので、こんな味わい深いドット絵でさえも心が締め付けられることが何度かありました。
また、物語も良いのですが、このゲームの良さは「操作性」にあります。iPad版はかなりタッチパネル操作に依存したもので、やりやすくはあるものの、ゲーム感が出てしまっていました(ゲームなんだけどね。)
しかしPC版は、スペースキーやマウスを操作し、いかにもお役所仕事!といったガチャガチャ感が出ていて最高!
ハンコを押す際の音なども凝っているように思います。とにかく気持ちがいいんです。
以前税務署でアルバイトをしていた時に何となくこのゲームに似ているなと感じたので、こういう作業って意外とどこにでもあるのかもしれません……。
こんな人にオススメ
・処理速度に自信あり!
・マイクラとかの音が気持ちいいと感じる
・作業ゲーが好き
・自分の決断で誰かの人生が崩壊するのが好き
「自分でやるのめんどくせえ~」という方はこちら
3つ目は『skyhill』です。
ちょっと日本語が怪しいのですが、ローグライクゲームです。
あらすじとしては、100階にあるVIPルームでのんびりしてたらやばい爆発が起きてしまい、ホテルがクリーチャーだらけになってしまった!そこから何とか逃げ出そう!というものです。
一時期スマホで120円で売っていたので、時期を待てば格安で手に入れられるかも?
このゲームはかなり運に左右されるため、普通の難しさでもクリアは難しいです。
しかし、武器を作成したり、キッチンレベルを上げてお寿司などを作れるようになったりするのはなかなか楽しい。スキルの配分も悩ましいところです。
エンディングはいくつかあるようなので、もし良ければやってみてください。
こんな人にオススメ
・理不尽なゲームが好き
・人生行き当たりばったりの人
・自傷がやめられないひと
・食中毒になったことがある人
「自分でやりたくねえ~」という人はこちら
ホラーって書いてあるけど怖くないよ。
おまけ
『Papers,please.』を楽しんでいる時点でお察しかと思いますが、私は作業ゲーが大好きです。
そのため、マインスイーパがとっても好き。
しかし、私を満足させられるマインスイーパはデフォルトで再現することはできず……。どうしたものかと悩んでいました。
そんなある日、私は最強のマインスイーパを発見したのです。
それがこちら『Mine2000』です。
めちゃくちゃ昔に作られたもので、実際にパソコンに入れるのも一苦労だった(気がする)のですが、これがすごい。
難易度が設定できるのですが、そこにマニアというものがあるのですね。
68×48のマスに777個の爆弾が仕掛けられています。
テンション上がりますね。
ちなみに1回もクリアしたことがありません。
普通の画面で見ていると目がいたくなるので、ズームをしてやっています。
一時期は3時間くらいず~~っとやったりしていたのですが、最近は依存から抜け出せるようになりました。
「マインスイーパが好きなんです」と言うと「あれって結局運なんでしょ?」と言われることがあるのですが、それも含めて楽しんでこそマインスイーパですよ。
こんな人にオススメ
・マインスイーパが大好き
皆さんのオススメのゲームは何ですか?
今度は昔楽しんだゲームも紹介できるといいなと思います。
それでは!
アイドルって何だろう?
アイドルが好き。
美しく愛らしいルックス、コロコロと変わる魅力的な表情、圧巻のダンス、歌唱力。
時折人間ではないのではないか?と思わせる程の徹底したキャラづくり。
だから、アイドルが好き。
そんなアイドルになろうと思ったこともあったけれど、自分の中のアイドル像がムクムクと育っていくうちに「自分には無理だ」と諦めてしまった。
結婚と同じで、憧れを持つものに対しては理論とかではなく気合いと根性で飛び込むべきだと理解したものの、その時にはもうこの年齢。
アイドルはほとんど年下の子ばかりで、若さ故のフレッシュさが眩しい。
そんなアイドルを私はずっと見ているので、アイドルについて書こうと思います。
・アイドルとの出会い
ずっとと言っても、私がアイドルにビビっとキたのは大学1年生の頃。
なので5年ほど可愛い女の子たちを追いかけていることになる。
最初にハマったのはでんぱ組.inc。それまで邦ロックにハマっていた私はでんぱの音楽にほれ込み、次第に歌い踊る彼女たちにのめり込むようになった。
(でんぱはみりんちゃんとピンキー推しでした。)
最近は一気にMV出していますね。
「子♡…(省略)」は、でんぱの中でもファンシーで可愛い!を前面に押し出していて好きです。これぞアイドル!王道を行く姿は勇ましくもありますね。
「形而上学的、魔法」はでんぱらしくない(今までも何度か似たような曲調の物は出していましたが、代表的なでんぱっぽい音楽に対してという意味)シックで大人っぽい曲調です。万人受けすると思うので聞いてみてほしい。
彼女たちは個性的な顔立ちをしているので、他のアイドルに比べると顔の見分けはつきやすいと思います。悪く言うととびきり整った顔立ちではない。
それでも魅力的に見えるのは彼女たちのキャラクターや表情、動きでしょう。
パフォーマンス面については全員が全力で取り組んでいる姿が印象的。ダンスが得意な子はダンスを、歌唱が得意な子は歌唱に力を入れている感じもする。
正直歌いにくい曲をこれだけ踊りまわって歌うのは正気ではないと思う。
WWDシリーズを見て居ればわかる通り、彼女たちは「マイナスからのスタート」を掲げて這い上がってきただけあって、彼女たちに憧れて「こうなりたい!」と思う人も多い。私のその一人だった。
良い意味で自身をさらけ出すことで、親近感を与え、今までの「神聖的なアイドル像」を壊した。
しかしステージ上の彼女たちはその様な過去の姿を一切感じさせない「神聖さ」がある。だから私は彼女たちに惹かれ、ライブに足を運ぶようになったのだと思う。
アイドルは人間と一線を画した存在であり、神聖さこそが美しさであるのではないか。
・韓国アイドルとの出会い
TWICEが流行してしばらく経った頃に、何となく聞いてみようと思ったのがきっかけ。
最初にMV見て「なんじゃこりゃ!?」となる。
全員がかわいいしダンスのクオリティが半端ではない。歌もうまい。
ちょっと調べてみたら厳しいオーディションを勝ち抜いてきた子達なんですね。
そりゃ全員パーフェクトですわ……。
(TWICEはジョンヨンとチェヨンとダヒョン推しです)
最近の曲よりも昔の曲の方が好きだったりします。
ジヒョのビジュは今の方が格段に美しいお姉さんですが……。
韓国アイドルは、それこそ本当に人間味が無くて、バラエティみたいなものにも出ているのですが、それはあくまでも「女の子」の姿であって、人間臭さというものは感じない。
会社自体も「世界に売り出していく!」という気概が感じられていい。
後、これだけアーティストチックなアイドルでも、オタクは全力で合いの手入れるんだなって面白かったです。オタクは世界共通でキモイ!
日本のアイドルではあまり見ないのですが、彼女たちが音楽番組に出るとFancamと言って個別で撮影された動画が出回っています。合法なのかあれ。
男子アイドルもいいぞ!
ジュンというメンバーが好きなのですが、全員顔がかっこいいので見分けがつかず「あれ?今の…?」となってしまう。
ジュンピは目がよりパッチリした吉沢亮みたいな顔立ちしています。このMVは結構ピンで映るのでオススメです。段ボール運んでエレベーター乗る人です。
もちろん曲もかっこいい!韓国アイドルだからかっこいい曲!というイメージが結構あったのですが、別のグループと聞き比べてみると結構曲調が違います。
最近好きなのはITZY(イッジ)です。推しはイェジとユナです。
TWICEの妹分グループらしいですが、曲調はかなりバキバキのイケイケ。
めっちゃ好きなんだけど~~~???
歌が上手、ダンスも上手、笑顔がかわいい、クールな顔も最高。
ITZYは特に「私は私、私はとても強い」という雰囲気の歌詞が印象的で、そのイメージ通り髪型、メイク、衣装全て強いんですよね。隙が全く無い。
「おいで、女の子たち!」という歌詞もあるくらいなので、メッセージ性を感じなくもないです。
色んな音楽番組?で踊っているのですが、服装が毎回かっこかわいくて大好きです。
日本進出せずに海外向け路線で突っ走ってほしい。日本語一切学ばなくていいよ。
完璧な存在=アイドル という公式を打ち立てている私にとって、韓国アイドルとの出会いはとても強烈でした。それと同時に「日本のアイドルってどうなんだろう」と考えるきっかけにもなりました。
韓国アイドルに打ち勝てる日本のアイドル……。
いました。
・ハロプロとの出会い
すみません。ハロプロと出会ったのは一昨日なので大きなことは言えませんが、彼女たちは本当にすごい……。
だけで終わらせないでほしい!
これを見てもらえばわかると思うんですけど(少し長いですが)、灼熱の中でほぼ水分も取らずに生歌で踊りきるのは並大抵の体力と気力ではないです。
なんと8月10日にもロッキンに出演したようで、また体力おばけを見せつけてきたみたいです。すごいよ~!
リーダーの譜久村さんのブログでも分かるけど、めっちゃ曲数。
すごい通り越してもはや怖い。
でも、それは全てお客さんに楽しんでもらうためなんですよね。
そのためにはどれだけ苦しい努力も惜しまないし、それを見せつけることもなく、笑顔でステージに立つアイドル、なんて神々しいことでしょうか。
「私たちが輝けるのはお客さんのおかげだ!」なんて、どんなモノ食べたら言えるのでしょうか。泣ける。
もちろん曲もいいですよ!
友人にハロプロのオタクがいて、昔から布教をされてはいたのですが「でんぱ好きだしな~…」「ハロプロの曲って歌詞が不思議なんだよな~」みたいな感想しか持っていませんでした(なんでだ)。
実際ちょっとコミカルな歌詞ではあるのですが、歌詞よりなにより……
曲が耳から離れない!
眼鏡!眼鏡の男の子!
娘。ではないのですがハロプロのグループBEYOOOONDSです。
ちなみにサムネイルの眼鏡の男の子は前田こころちゃん。高校2年生。
推しです。(可愛い女の子世界に多すぎる問題がある。)
ちなみに赤いスカートを履いた夢羽ちゃんは、私が高校時代に好きだった女の子にそっくりです。
推しです。(不埒な感情)
YouTubeにライブ映像などもあるのですが、全部歌が上手。
ハロプロっぽい歌い方?もある感じがしますが、好みの歌い方です。
女の子が出せるかっこいい声で、女の子の強さを歌う美少女たち……。
美少女とは言ったけれど、ハロプロも結構区別つきやすい気がします。
最近はハロプロの曲を聞いています。ストリーミング配信お待ちしています。
私が好きなアイドルに共通しているのは、客の前では神聖な存在であろうとするということ。
それはSNSの使い方にも表れていて、炎上しないとかもあるのですが、「人間らしさ」をできる限り排除する努力をしている子は好感が持てます。
(実際に推しだった子のムダ毛写真を見て引いてしまった過去がある)
韓国のアイドルはあんまり個人で発信できるSNSを持っている印象が無いけれど、多分それくらいの方が良いのだと思います。
顔は好みであればいいので、美しいから人気になるという訳でもなさそう。美しさは努力で補うことも十分に可能だし……。
もちろん、顔がかわいくて人間らしい女の子も大好きです。
でもそれはきっと「アイドル」じゃなくて「一人の女の子」として見てしまっている。
ミスiDについて考えた時に、特別な存在になりたい女の子たちが人間臭くあがいている様子が、私にはどうしても矛盾を感じてしまうのだと気づきました。
人間は人間を崇拝せず「自分にはない何か」を持った上位者を崇拝する。
人間らしさを見せつけた後に、その「何か」を呈示できる人間はなかなかいないと思います。
あくまで自分の考えです。きっと、誰もが特別になりたくて苦しんでいるから。
私はアイドルを応援するだけで幸せです。
もちろん、たまには憧れたりもするけれど、私の目指すアイドルにはなれないから、今の人生を自分で肯定します。
人生に活力を与えてくれるアイドル、そしてそれらは全て「人間」が作り出していることに喜び、感謝しながら生きていきます。
あなたにとってアイドルとは何ですか?
今日はここまで、おやすみなさい。
演者と私
昔から、ステージに立つ人に憧れを持っていた。
それは芸人やバンドマン、アイドルなど全ての演者に対してである。
私自身も、文化祭やサークルなどの企画で何度かステージに立ったことがあった。
自分にできる精一杯をやり、観客を喜ばせる。とても難しいことであったが、成功したときは何物にも代えがたい喜びを感じることができた。
スポットライトの光に負けないくらい、自分は輝いていると実感できた。
時は流れ、今。
私はサークルを辞め、留年し、休学をし、何となく免許を取り、全く運転をせず、障害と向き合いながらどうしようもない日々を過ごしていた。
好きだったアイドルにも感動できなくなり、想像力だけが取り柄だった頭もうまく働かない。外に出る気もしない。風呂にも入りたくない。本も読めなくなり、いよいよ終わりだと思った。
閉鎖病棟で熱心に書いていた小説さえも、今は棚にしまわれたまま。
きっと。
何となく過ごす毎日がぼんやりと続いて、ぼんやりと死んでいくんだろう。
アルバイトも長く続かない私は、社会につまはじきにされて、一生人に迷惑をかけながら、自殺もできず、真綿で首を絞められるような日々を送るしかないんだ。
卒論にも手がつかないまま、布団の上で天井を見つめていた。
少し昔の話をする。
元々でんぱ組.incが大好きで、ねむきゅんの卒業公演は岐阜から東京まで遠征した。
不安も色々あったけど、東京で会ってくれた人のおかげで何とか気力を保ち、大好きなアイドルを肉眼に収めることができた。
アイドルはとてもキラキラしていて、完璧で、美しくて、少なくともステージ上では最高のパフォーマンスをしてくれる存在だと思っている。
元気や生きる希望を与えてくれる。でんぱ組に救われたという人も見かけたことがある。私自身も、彼女たちのおかげで何度か外に出ることができた。
とても感謝している。
ちょうど遠征を終えた後、数少ない友人と会って映画を観に行った。
その時勧められたのが「アイドリッシュセブン」である。
アイドリッシュセブンとは…
二次元男性アイドル。通称アイナナ。元々は音ゲー。16人のアイドルがいる。
シナリオが面白い。白井悠介さんが声優をやっているキャラクターがいる。
実は以前も勧められてやってみたのだが、急に顔の良い人間がバスケットボールを始めて意味が分からなかったので放置していた。
あまりにもオススメされたので、まあ話のネタになるし、数少ない友人の願いくらい聞かねばな…と思い、久々に起動してシナリオを読み進めてみた。
…。
………。
おもしろ~~い!!!
あっという間に3部まで読み進め、4部開放を待ちわびていた。
その間に友人のはからいで、アイナナのライブDVD上映会を開いてもらった。
(ヒプノシスマイクも布教してもらっていたので、その話もした)
ヒプノシスマイクとは…
二次元ラッパー。12人の人間がいる。
公式がチケット販売のお知らせをあまりしない。白井悠介さんが声優をやっているキャラクターがいる。
アイナナのライブはとても素晴らしく(お金もかかってる)、カラオケで絶叫しながらペンライトを振り回していた。
ライブに行こうね!なんて言いながら友人と別れ、素敵なコンテンツがたくさんあるんだなあ…と嬉しくなった。
しかし、時が過ぎれば感動も薄まり、精神的に調子を崩してからは雪崩のようにポジティブな感情が失われていった。
あれだけ感動していたものに感動できないという怖さと、このまま一生ぼやけた人生を送るのかと思うと少し悲しくなった。でも涙は出なかった。
時間を今に戻そう。
アイナナは7月6日と7月7日に2ndライブがあった。
「REUNION」、再会を題名に掲げ、彼らは再びステージに帰ってくる。
残念ながら現地のチケットは取れなかったので、地元の映画館でライブビューイングを見ることにした。
正直、現地に行ったとしても感動できないだろうし、何より体調が心配だったので、取れなくてよかったな、とも思っていた。(去年のライブがとても暑そうだったので…)
当日になるとSNSには現地に赴いた人たちの興奮したツイートや、フラワースタンドの写真などがずらりと掲載されていた。
「なんだかお祭りみたい…」と眺めているうちに、体調の悪さを忘れられた気がした。
少しだけウキウキして、親に見送られながら映画館に向かった。
薄暗い映画館の中を進み、座席に座る。しばらくすると会場の風景が映され、一気に緊張感が増した。
「あれ、私、緊張してるな…」と面白くなってきた。
座席が埋まり、程なくしてから音楽が鳴り始めた。
ライブが始まる。私の手は震えていた。(振戦じゃないぞ)
ライブ中は、今まで眠っていて感情が目を覚ますような出来事ばかりだった。
泣いたり笑ったり、興奮したり熱狂したり。
人間が作り上げたものでこれだけ感動することができるなんて、外に出なきゃ気づかなかった。
幸せ者だと思った。本当に生きててよかった。そう思った。
演者という存在が、ステージが、スポットライトが、ライブを作り上げた全員が、私というちっぽけな存在の命を生かしてくれた。
時が経てばこの感情を忘れて、また手探りの毎日が始まるかもしれない。
そうだとしても、今は彼らが照らしてくれた道を突き進みたいと思う。
2日ともライブビューイングが見られたのはとても良いことだった。
2日とも感情を揺さぶられ、4時間にも及ぶライブにもかかわらず「この時間が終わってほしくない!」と本気で思っていた。
上質な体験というのは、本当に素晴らしいものですね……。
めっちゃお金かかってそうだし。お金めちゃ大事。
かといって、全ての人間がアイナナで感動するかと言えばそういうわけではない。
感動のポイントは人によってまちまちだから、押し付ける気はさらさらない。
でも、人間は人が作り出したものに対して感動ができなくなると、人間に絶望するのもあっという間だと思う。
爆笑問題の太田光さんも「感動することが大事」みたいなことを言っていたし…。
(当時は「うつ病の人間が感動できるかよ」とムカムカしていた)
感動を手に入れるためには、やはり外に出なくてはいけないし、色々な物を見聞きする必要がある。うつになるとそれがどれだけ難しいことかも分かる。
私はまだ動くことができたから、運よく「感動」に巡り合うことができた。
小さな幸せを積み重ねることも大事だけど、運命的な感動に出会うこともきっと大事。
「人間って捨てたものじゃないな」と思うことも、大事!
障害者だろうが健常者だろうがとんでもない人はいるけれど、それ以上に素敵なものを作る人が居ることを忘れたくないな。
感動ってライブ以外にもたくさんあって、アニメや映画、芸術品、本、食べ物とか、とにかく色々な場所にちりばめられている。
私は昨日まで「メンマはタケノコからできている」ことを知らなかったし、「枝豆は大豆の未熟なやつ」だということも知らなかった。数年前までは「和三盆はフランスのお菓子」とさえ思っていた。(熟しすぎたパイナップルはヤバいので検索しない方がいいです)
つまり、頭が悪い。頭が悪いからこそ摂取できない感動もある。(本とか芸術品、映画など)
一方で、純粋で素直だからこそ、まっすぐに思いを受け取ることもできている…と思う。
オタクの流行にも乗れないし(アイナナとヒプマイは奇跡的に乗れた)、パリピの流行にもあまり乗れない(タピオカは美味しい)。
でも、自分の好きなものに対しては、自分に無理のない範囲で楽しめる。
地球には魅力あるものが溢れている、そう思えるうちは存分に満喫しようと思います。
私がこれだけ長文を書くことができたのも数か月ぶりです。
まとまった文章を見ると、例えば140字のツイートさえも目がチカチカして見られなかったので、本当にアイナナのライブには感謝してもしきれません。
本当にありがとうございます。
演者の努力や精神力があってこそ、あの素晴らしい景色を見ることができる。
演者に憧れた時期もあったが、私には到底登ることのできない場所なのだろう。
自己を律して、時には別人格を憑依させるような振る舞いは、本当に、本当に並大抵の人間にできることではないと思う。
私は、凡庸には劣る苦学生だ。
これからも素敵なものに出会いながら、生きていきたい。